新記録連発のレーザーレーサー
レーザーレーサーの発売元は、イギリスのメーカー「スピードインターナショナル」。日本での販売は、株式会社ゴールドウィンが権利を有しています。
レーザーレーサーは、2008年2月に東京をはじめシドニー、ロンドン、ニューヨークで、同時に発表されました。
発表直後の試合でレーザーレーサーを着用した選手たちが、各地で世界新記録を連発。
日本でもジャパンオープンで、北島康介選手が200メートル平泳ぎで世界新記録を達成し、オリンピック本番に向けて弾みをつけた形となりました。
レーザーレーサーの秘密
このレーザーレーサーは、開発に3年以上の歳月を費やしたモデル。400人以上の世界のトップスイマーによるテストを重ねるとともに、アメリカ航空宇宙局(NASA)などの国際的研究開発機関による技術協力も加え、まさに世界最高水準の技術の粋を集めた競泳用水着と言えます。
その機能とデザインは、従来のスイムスーツの定義から大きく飛躍した革新的なものです。レーザーレーサーの優れた点は、機能だけではありません。
デザイン面では「コム デ ギャルソン」とコラボレーション。右足部分は、毛筆で書いた「心」という文字をモチーフにした意匠がほどこされており、着用するアスリートの「気持ち・意識・精神」をシンボライズ。精悍かつ洗練されたインターフェイスは、まさに21世紀のスイムウェアの印象です。
レーザーレーサーはなぜ速い−レーザーレーサーの素材
気になる機能面は、新開発の素材「レーザーパルス(LZR Pulse)」を使用。これは、極薄で超軽量で、撥水性に優れた素材で、伸縮性はほとんどないそうです。
強い締め付け感があり、水中での筋肉の振動と肌の波打ちを抑えることによって、水の抵抗を最小限に抑える効果があります。
さらに、「レーザーパネル(LZR Panels)」という異素材部分を水中での体の動きの分析に基づいたポジションに配置、さらに抵抗が少なくなるように設計されています。
さらに特筆すべき点は、レーザーレーサーには「縫い目がない」こと。継ぎ目は超音波によって接着されており、「一枚布」に近いと言えます。
ファスナーも極力水の抵抗を抑えるように、内側に溶着されています。
レーザーレーサーの着用
水中で、まさにスイマーの「第2の肌」とも言える状態にまで密着するレーザーレーサー。選手の談によると「一人では着られない」「着るのに30分かかる」とか。伸縮性が無く、締め付けがものすごいので、着心地という点ではかなり厳しいものがありそうです。
しかし、水中での圧倒的な機能性は疑うべくもない事実となっており、日本のメーカーと契約をしている選手も、オリンピック本番での着用に関しては、微妙な立場に立たされてしまうことになりました。
ちなみに、スピード社の水着は、かつて日本でもミズノがライセンスを締結していて、日本選手も着用できていました。しかしミズノの「独自製品の開発に力を入れたい」という意向で、2007年5月に契約を終了してしまっています。
これが選手たちの混乱を招いてしまったことは、皮肉と言えば皮肉な選択となりました。
レーザーレーサーの価格(値段)
スピード社の革新的水着、レーザーレーサーは、一般向けにも発売されます。
価格は5万円代〜7万円代ほど。市民スイマーのレベルでは、とても高価な買い物ですが、充分な話題性と期待感で、デパートの展示見本には人だかりができているそうです。また、日本での発売元の株式会社ゴールドウィンの株価は急上昇しました。
レーザーレーサーの通販、販売情報
レーザーレーサーは2008年4月15日より、全国主要都市の取り扱い店舗において、先行予約が開始されています。また、レーザーレーサーは現在、東京都新宿区の小田急百貨店ハルクスポーツなどで取り扱われています。
また、楽天でも予約購入が出来るようです。


以上、スピード社の水着、レーザーレーサーについてまとめてみました。。
これらの情報がお役に立てれば嬉しく思います。